- 2015-5-15
- インタビュー
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目標はパリコレ/世界でもにんまりしてほしい
羊毛を針でチクチクとさし続けていると、右手がだんだん疲れてくる。腱鞘炎になりそうなくらい。それでも、大山さんの作品作りへの愛はへることがない。
「作ってると、どんどん愛情がわいてくるんですよね。くじゃくの羽の部分とか、いろんな色をまぜて作るので、毎回違う印象に仕上がります。一点モノになるので、完成した時は『それ、ほんとに買うの?』って思っちゃうくらい(笑)、愛情であふれてますね」
〝へんてこ羊毛作家〟として活動四年目になる大山さん。今後の活動の目標は?
「パリコレでモデルさんに私の作品を持ってもらいたいんです!」と、満面の笑顔で語ってくれる。
見せてくれた作品アルバムの中には、パリコレでモデルが大山さんのバッグを持っている姿があった。加工して、アルバムに入れているそうだ。
〝おしゃれなのに、くずれてる、おもしろい〟を目指して、全国区から今度は世界へ、生み出した我が子のような作品を送り出していくのだろう。パリコレでモデルが大山さんのバッグを持って歩いたら、「あれおもしろ~い」など声がとびかい、会場のみんなが〝にんまり〟するにちがいない。
プロフィール
大山このみ
奈良県在住のフェルト作家。服飾系短大を卒業後、アパレルメーカー、手芸メーカー勤務を経て〝いっこの実〟の屋号で〝へんてこ羊毛作家〟として活躍中。「笑い」をテーマにカラフルな作品を生み出し、「くすっと笑えるハンドメイド作品」と人気を得て、ヌー茶屋町+館、東武百貨店池袋店ハンズビー、なんばグランド花月「ココモよってぇ屋」などで作品を販売中。また各地でワークショップを精力的に行い、阪急うめだ本店では月に一度、定期講習会を開いている。
FBURL https://www.facebook.com/ikukonomiSAMURAI
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/ikkonomi
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